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【根拠のない自信不要論】「自信がない」でOKです

「自信が持てなくて悩んでいる」

また、逆に「なんだか分からないが根拠のない自信がある」 といった方へ。

先に結論を述べてしまうと、「自信がない」ことはとても大切で、逆に「自信をもつ」ことは危険です。ただ、「自信があるように見せること」は大切です。

本記事では、こういった内容について深掘りしていきます。

「自信がない」はとても大切

巷ではよく「自信をもて」といった言葉をよく耳にします。

自信を持つことがまるで正義であるかのような風潮があるような気がします。

でも、僕はそうは思いません。なぜなら、「自信がある状態」は努力の質や量を下げるからです。

もっというと、自信がない状態の方が、現状を打破するために、より努力するようになるということです。

成長していくためには、何より能力や実力をつけることが一番ですよね。

そしてその能力や実力をつけるためには、たくさんの知識を得たり、様々なことを経験する必要がありますよね。

つまり努力していかなければなりません。その努力の量や質を高めれば、より早く、大きく成長できます。

そのために必要なことこそ、「自信がない」状態だというのが今回の記事で主張したいポイントです。

根拠のない自信は不要 【経験談】

僕はもともと「根拠のない自信」を持ってしまうタイプでした。

先ほど述べたように、自信を持つことを良しとされるような環境で育ってきたものですから、「根拠のない自信」を持っている自分をなんだか誇らしいとさえ思っていました。

そんな僕が「根拠のない自信」が不要だと考えるキッカケとなった経験談を紹介します。

その経験とは、会社でのプレゼンテーションです。

先ほど述べたように、僕は「根拠のない自信」を持ってしまうタイプだったので、自分はプレゼンがうまくできるものだと思っていました。そして、いつも通りの準備して発表しました。

そのプレゼンにおいて、いつもと違ったのは、プレゼンの様子をビデオで撮影して、あとでその映像を見るという機会があった、ということです。

自分のプレゼンの様子を初めてビデオで見ると、とても驚きました。

自分で想像していたよりもはるかに自分のプレゼンはつまらなく、退屈なものだったのです。

「自分はプレゼンがうまい」という根拠のない自信から、自分のプレゼンが実際どのように見られているのかという客観的な現実から目を背けていたのです。

いわゆる、プレゼンやスピーチがうまいとされている方々は、裏で想像をはるかに超える量の準備を行っているものです。

自分は無駄な自信があったせいで、それなりの準備しかせず、またうまくできているだろうという思い込みから、事実を見ようとしていませんでした。

僕はこんな経験から、「根拠のない自信」が不要なものなのだと経験を通して学びました。

でも「自信があるように見せる」ことは大切

その一方で、本当は自信はないけれど、「自信があるように見せる」ことは大切だったりします。

先ほどのプレゼンを例に、皆さんに考えていただきたいのですが、

  • 1. 自信がなさそうなプレゼンテーター
  • 2. 自信満々なプレゼンテーター

どちらのプレゼンをみたいですか?

また、あなたが尊敬している人の話し方は、前者と後者のどちらに分類されますか?

おそらく、後者の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

つまり、他人と接する場面においては、自信があるように見せる方がよかったりします。

自信があるような話し方は、適切であれば、聴衆を惹きつけることができます。

ただ、大切なのは自分の本心では自信がない状態でなければなりません。

そうでないと、ただの傲慢な人だと思われてしまいますからね。それは最悪です。

まとめ

「自信がない」ことはそんなに悪いことではない、ということが少しでもお分かりいただけたでしょうか。

最後に、本記事の内容を簡単にまとめるとこんな感じです。

  • 「自信がない」ことは、自分の能力を高めるために必要な努力の質や量を高めてくれるため、成長する上でとても大事。
  • 逆に、「根拠のない自信」は現実から無意識的に目を背けたり、準備を怠ったりしてしまう要因となるため不要。
  • とはいえ、「自信があるように見せる」ことは結構大切だが、程度には気をつける必要がある。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

以下、本記事を作成するにあたって参考にした資料です。

参考:トマス・チャモロ-プリミュージク『自信がない人は一流になれる』桜田直美訳(2015年)、PHP研究所。

この本には、この記事で書いたような「自信のなさ」に関する話が科学的な根拠を元に書かれています。また、この本で面白かったところとして「他者からの評価」に関して、なかなか興味深い内容が書かれていました。

ぜひ機会があったら、読んでみて下さい。